薬草学

カルペパーの薬草学の真実

ハーバリスト、アロマセラピストなら誰もが知ると思われるニコラス・カルペパー。
ニコラスカルペパー


1616年に生まれ、僅か37歳で閉じた短い生涯でしたが、多くの薬草学及び医療に関する文献を残しています。そのなかの一つ、日本でも和訳された<コンプリートハーバル>は、<イギリス人のための医学書>の一部に書き残されたものという真実もあります。
英語圏では彼のいくつかの著書は絶版することなく、今もロングセラーを続けていわれていますが、日本で知られるようになったのはわずか約30年前。それはなぜか?
ハーブの指南書の一つとして、語り繋がれ、テキストの基礎の一部となっていますが、実は何を伝えたかったかを、彼が英訳したといわれるロンドン薬局方(ラテン語)の刊行元であるRoyal College of Physicians(王立内科学会)とThe London Archives(ロンドン市公文書館)のご協力のもと、お伝えしたいと思います。

マテリアメディカ スピタルフィールズマップ